ジュリエットからの手紙

ジャニヲタなライターの戯言です

ジャニヲタライターが観た『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』感想文

どうも私です。

今回は滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』についての感想などをつらつらと。

ネタバレになる部分を多く含む可能性がありますのでご注意ください。

 

ライビュ―の戦いに敗れたのでせめてその前日に観たいと映画館へ。

購入時点で困難を極めたムビチケ(3,000円)でe席リザーブ。見やすい中程の列を選ぶことができました。

 

タッキーってほんま「こどもつかい」の世界観が好きなんやな。と思わせる冒頭。アリーナちゃん可愛い。

「ひらりと桜」

大画面で見ることの贅沢さよ。SnowManのダンスは一糸乱れぬシンクロ率というよりは揃えながらも個性はしっかり出すという方向性。そのことで個々の魅力が一層伝わりやすくなっているように思う。

「九剣士」

圧巻の一言ではあるが特記したいのは宮舘くんの殺陣。こんなにしなやかで美しい殺陣ができる人だったのかと驚いた。DVDとはまた違う迫力ある映像と距離間で彼の美しくも鋭い所作を堪能することができた。「ぬけまいる」で「この人めっちゃ時代劇向きの所作だな」とは思ていましたが殺陣のレベルがこれほどとは。

佐久間くんは二刀流なのですが柔軟性があるからか非常に軽やか。こちらも大変見ごたえがありました。

最後の阿部ちゃんで吐血しかけたことも記しておきましょう。

「変面」

イケメンのヘンメン。体格で誰か分るのはジャニヲタの性。岩本くんって立ち姿が凛々しい正しい美しい正義。

「Maybe」

若さ全開、全身全霊で踊るラウールくんと、大人の阿部くんと深澤くんのバランスが絶妙。そこに違和感を全く感じず。佐久間くんバージョンとはまた違った味わい。

「My Friend」

ゆり組は尊い。いやこんな陳腐な賞賛の言葉を並べるのはおこがましい。それくらい渡辺くんの伸びやかな美声と宮舘くんの流麗なパフォーマンス。前回より随分難易度を上げていたように思う。シンプルなだけに誤魔化しが利かない演目。ディナーショーで見たい(近くで見たい)。

組曲

SnowManを存分に感じられるこの映画の1つの軸となっている演目。迫力とスピード感、華やかさを凝縮したパフォーマンス。肺が破れないか心配になるぐらいのハードなダンスは見ているこちらも心拍数が上がる~!

「腹筋太鼓」

たぶんDVD勢の人が見たらここをアップで見たかったんだよという願いが叶うし、初めて「滝沢歌舞伎」を見たっていう人は驚きながらも最後に感動してもらえる演目。太鼓のリズムだけでなく、上半身の角度までピタリと揃っているのが素晴らしい。これだけ全員が全力だと誰か一人でも気合が抜けていると逆に目立ってしまうので、そういった意味では怖い演目ではある。

「Make it Hot」

カメラを囲むようにパフォーマンスする時のそれぞれのカメラアピールが本当に全員100点なのが凄い。余裕すら感じる1曲。

「Crazy F-R-E-S-H Beat!」

この楽曲個人的に大好きで。振付は超難度なのに軽やかに踊る9人が凄いしこういうグルーヴ感のある曲のパフォーマンスは本当に旨いグループだと思う。

「Black Gold」

ジャニーズっぽいワイルドアウトロー的な曲が好きな人には刺さる1曲。コンクリートと金網とイケメン。他には何もいらない何も足さない。シンプルイズベストイケメン。

「五右衛門ZERO」

この演目だけで滝沢くんがいかに岩本くんに全般の信頼を寄せているかがわかろうというもの。加えて「大向こう」の「岩本ッ」「宮舘ッ」「向井ッ」が力強くも歌舞伎メイクで誰が誰か分からないという人もさりげなくフォローする意味もある演出を取り入れたタッキーはさすがの優男。

「男と女の舞」

このシンプルなタイトルよ。でも佐久間くんの美しさはシンプルではなく奥深い。骨格が女性っぽいこともあり、着物姿が艶やか。肩の落とし方も素晴らしい。対して阿部ちゃんは背丈があるのでパッと目を引く艶やかさ。

鼠小僧次郎吉

目黒くんの圧倒的な演技力にご注目。セリフ回しと間合いが絶妙。前回よりなお更に凄味が増していて、成長をひしひしと感じます。成長にはその人を取り巻く環境と努力の積み重ねが大事なのだと痛感します。加えてお芝居に定評のある向井の安定感はもちろん、悪役でアップになるため歯のホワイトニングをストップした気合の入れようも必見。

おまるさんの可愛さはキュンとするし、金さん銀さんには癒されます。あべぞうとナベロウはグッズ出して欲しいほど可愛い。しかしながらここでも宮舘くんの殺陣の凄さに感動いたします。

 

まとめ

全編にストーリーの結末が舞い落ちる小判でうやむやになるあたりを筆頭に絶妙にトンチキがちりばめられていて、妙にホッとする感じ。

おしゃれな創作和食のコースをかしこまって食べに行ったら、

デザートに給食で食べた事のあるプリンの味がした的な(どういうこと?)

 

映画に3,000円?と思っているあなた。

滝沢歌舞伎って見てみたかったけど今までご縁が無くてという人には超おすすめ。

最近SnowManが気になってるというそこの奥様、沼へ真っ逆さま間違いなし。

観終わった感想は「次いつ観に来れるかな?」でございました。

3,000円でこの内容は超おすすめ。迫力ある美しい映像でイケメンをご堪能下さい。

IMPACTorsの皆さんも新くんはじめ大活躍です。