ジュリエットからの手紙

ジャニヲタなライターの戯言です

推しの復帰でマスカラ下地を塗れるようになった件

推しの復帰でマスカラ下地が塗れるようになった件

どうも。私です。久々です。

私はごく普通の桐山担です。だから桐山くんが毎日のように更新してくれる有料ブログですら日々仕事で忙殺されているときは、2.3日分まとめて見て、Likeを押す、ということも多々ありました。Instagramは通知が来たら見るようにはしていました。

コメントも「更新ありがとう(ハート)~~だったんだね!私は~~なんちゃら~」のような長文を記すのもなんだか気恥ずかしく、それ以上に私のようなものが綴った文字がお目汚しになってはならないと思う気持ちが強く、コメントを書いたとしても「更新ありがとう」ぐらいのものでした。

なので”荒れている”ことすら数日経過して気がついたのです。

6人のTGC

年明けから暫くして、桐山くんの有料ブログとSNSの更新がなくなりました。その時は「忙しいのかな」くらいの軽い気持ちでした。しかし、更新されない日が1日、また1日と続くうちに、心に灰色をした雪が静かに積もっていくようななんとも言えない鬱々とした重い感情が広がっていました。

そして。メンバーの重岡くんの主演映画のPRで「TGC」に出演することから、シークレットゲストとしてWEST.が出演するのでは?という期待を込めて見ていたスマホの画面に自担はいませんでした。小さな画面を見つめながらパフォーマンスの間中、何度も何度も祈るような気持ちで数えました。6人でした。

パフォーマンス後に重岡くんから「桐山が体調を崩して欠席」というコメントがあり、あの重たい灰色の雪はやはり本当だったのだと愕然としました。

実際に6人の姿を目にすることは思った以上に自分にとってはダメージが強かったように思います。

私自身は12月から仕事に忙殺されてはいましたが、それも己の選択したことなのでキツくても耐えられていました。

が、仕事のモチベーションも消え失せ、その日以来あれほど適当だった有料ブログやSNSの更新を数時間おきにチェックし、Xを開くたびに「照史くん」で検索をかける日々。多くの桐山担さんも同じだったのではないでしょうか。

ライブディスクはおろか、WEST.の曲を聴くのもキツかったです。

箱推しの概念

私はデビューする前から桐山くんを応援しています。WEST.はJr.時代からグループを組んで活動していたわけではないので、デビュー直後のオタクは「各担当の集まり」の意識が強かったように思います。もちろん、今では他のメンバーも好きですし、WEST.というGも好きです。

ただ今回更新が無かった約20日の間、私は何度も「はたして私は桐山照史のいないWEST.を推せるだろうか」と自問自答していました。

答えは否でした。

マスカラ下地が塗れない

仕事柄、初対面の人と会う機会が多く、メイクも好きなので毎日必ずメイクをします。

スキンケアも丁寧にして、ファンデーションを塗って、アイブロウやアイメイクをしていきますが、楽しかったメイクがとんでもなく億劫になっていました。

しかしながらノーメイクで人前に出られると思うほど勘違いもしていないのでメイクをするのですが、マスカラ下地を塗る一手間がどうにもこうにも億劫。

マスカラ下地って綺麗に仕上げるためには必要なのですが、「今日はこっちの下地のほうがマスカラとの相性が良さそう」などと塗っていたものがとんでもなく面倒に感じてしまっていました。

簡単に言えば無気力だったんですね。

存在してくれるだけでファンサ

桐山くんはライブ中に目に入ったうちわに一生懸命ファンサをすることはオタクの中ではよく知られています。いつもファンに寄り添ってくれています。

一部報じられた恋愛や結婚報道についてファンであれば諸手を挙げて賛成できない人も多いでしょう。かくいう私も先輩の結婚相手をみるにつけ、お相手と言われる方に思うところは多少なりとあります。

オタク同士がリアルやSNSを通じて愚痴や不満を言合うことは悪いことじゃない。

しかしながらそのお気持ちを直接本人に投げていいのか甚だ疑問です。タレントがファンに自分たちを身近に感じてもらいたいと思う気持ちと、現実的に身近であることは別だと思います。

同じコンテンツで繋がっている実際の友人と彼らとは決して同じ距離感ではないはず。

こちらはよく知っていても彼らにとっては顔も見たことのない他人に違いないのです。

 

何が原因なのか、真相は分かるはずもありません。ただ私は決して完全復帰ではないと思っていて、もしかしたら今後長期で休養したり活動休止することもあるだろうと覚悟しています。

リアコ枠だから。匂わせしたから。だからといって鋭い言葉を相手に投げつけていいとは思いません。

ある日急に目の前から消えてしまう怖さを想像できれば、自ずと答えは出るのではないでしょうか。

かくいう私は数日前から無事にマスカラ下地が塗れるようになりました。

おかえり。

 

 

 

 

 

何もしてない。本当に何も。と彼女は言った。

どうも。ご無沙汰しております私です。

本業に追われ、己のブログにまでなかなか及ばず。お元気でしょうか?

「ARASHI Anniversary Tour 5×20FILM Record of Memories」

がリリースされましたね。奇跡的にあの場に居合わすことができたことには感謝の気持ちしかありません。

映像を見ていてふと、暫くご無沙汰していた大野担のトモダチに連絡をとってみました。

私は久々の連絡を喜んでくれた彼女に何気なく「何してた?」と聞きました。

すると彼女はすぐに「何にもしてない。本当に何にも。」と答えました。続けて「過去のライブ映像を見返して、ドラマのDVDを見て、撮りためてたテレビ番組も全部見てしまって。もうね、本当に何もすることがなくなったの」と言うのです。

「他のグループのライブとかにも行ってない?テレビで気になる子いない?」と聞くと「いろいろ見てみたんだけど、結局ダメだったんだよね~」ととても落ち着いた声で話してくれました。

活動休止前はライブやオタ会と活動的だった彼女のこと、きっと時間と心を埋めてくれる人を探していたんだろうなと思いました。でも見つからなかった。グループが休止していても、ソロで活動していればなんらかのオタ活があるわけで。一切活動をしていない彼のファンでも、身近に連絡を取りやすい同担がいれば、まだ寂しさは少しは紛れているのでしょうか?私としても4人のソロ活動は喜ばしいことですし、楽しみに応援もしています。しかしふとした瞬間によぎるなんとも言えない感情もまた事実なのです。

今回「ARASHI Anniversary Tour 5×20FILM Record of Memories」の映像を見て「やっぱ嵐って実在したんだよな・・・」などと妙な感情も沸いてきました。嵐の圧倒的な存在感と神々しいまでのオーラは、やはり5人ならではのものなのだと思いました。

時々表舞台から離れた彼は今いったい何を思っているのだろうか?会場を埋め尽くした歓声や青い海のようなペンライト、ファンの笑顔やうちわなどの光景を思い出すことがあるのだろうか?と考えることがありますが、すぐに「何も考えてねえか」と自分の思考打ち消してしまいます。そして結局は、好きなだけ海を見たり釣りをしたり、絵を描いたりして元気にしていればいいな、カワイイお姉ちゃんも一緒だったら楽しそうだし、というところに落ち着いています。

この不毛な思考ループこそ、陰キャ大野担の私にとってのオタ活なのかもしれません。

松本の潤氏の粋なはからいによってFC限定にはそれぞれソロアングルが納められています。大野の智氏のソロバージョンは心なしか歌声も聞き取りやすく配慮されているような気がします(気のせいだったら妄想)。

久々に手にした新しいディスクで、やっぱり待つことを諦めきれないという思いは強くなりました。

待つことだって立派なオタ活である。

 

 

【レポ・感想】桐山照史主演舞台「赤シャツ」大千穐楽

桐山照史主演舞台「赤シャツ」

9月5日東京建物BrillaHALLを皮切りにスタートしたこの舞台も

9月28日の大阪森ノ宮ピロティホールで無事大千穐楽を迎えました。

コロナ禍の中無事に全公演を完走できたこと、ファンとしても

大変うれしく思っています。キャストの皆様、スタッフの皆様、オタクの皆様

お疲れさまでした。大千穐楽も終えましたので若干のネタバレを含む感想をレポをしたためたいと思います。

桐山照史の役者としての大きな成長を感じた「赤シャツ」

初日観劇の際もブログを書きましたが、一幕の赤シャツ登場のシーン。

桐山くんの第一声を聞いた誰もが瞬時に「赤シャツ」はこんなキャラなんだと理解できたのではないかと思います。

私は常日頃から舞台には2種類あると思っていて、1つは初日からなだらかなカーブを描いて完成度を高めていくもの、もう1つは初日から完全に固まっていてそれに演者が若干の遊び心を加えながら終演まで持っていくもの。

私は「赤シャツ」に関しては間違いなく後者だと感じています。

錚々たる実力派揃いのキャストという条件ももちろんだと思いますが、前回の舞台「泣くロミオと怒るジュリエット」がコロナ禍で上演中止になってしまった悔しさと

不完全燃焼のパワーを全て今回の舞台にぶつけてきた桐山くんの意地のようなものを感じずにはいられませんでした。また今回の舞台までに積んだドラマを通じての経験や自らが勉強し得た実力をもって、この舞台に臨んだのだなと感じました。それほど「赤シャツ」は初日から完璧でした。

当時使われていた難しい言葉や独特の言い回し、イントネーションを含むとんでもない長セリフもよどみなく話す桐山くん。時として長セリフの場合「一生懸命覚えました」という必死さが伝わりすぎるケースもあるのですが今回はとても自然。見ている人は自分がその物語を実際に読んでいるかのような感覚でスッとセリフが伝わってきたのではないでしょうか。

ヒール役を愛すべき主人公として演じる

実際に夏目漱石の「坊ちゃん」を読んだことがある人なら「赤シャツ」は嫌味なインテリというイメージだと思うのですが、舞台の「赤シャツ」は世間体を気にしながら、弟に負い目を感じ、女子に翻弄され、真っすぐで破天荒な坊ちゃんたちに好感をもつ実に人間味あふれる人物として描かれています。

学校の教師たちには毅然と、積極的な女子たちにはアタフタし、母のようなお手伝いさんには甘えてみせる。赤シャツでなくとも人は誰でも相手によってキャラ変することってありますよね。それを声と表情、立ち振る舞いで実に巧みに演じ分けていることからも役者・桐山照史の大きな成長を感じました。

これから10年先、20年先の世界は自分たちのように世間を上手く立ち回っていく人間だらけになるのだろう、そんな世界は嫌だと憂う赤シャツ。

そんな赤シャツの想いは学校を辞め「清々した」と愛媛を後にする坊ちゃんには届くことはありませんでした。

良い意味での余裕

そしてもうひとつ、桐山くんの大きな成長を感じたのは今回の舞台が初舞台となる後輩の松島聡くんとのやりとり。松島くん演じる弟の武右衛門とは終始ぶつかり、時には取っ組み合いの喧嘩になるのですが、どの場面でも終始松島くんが伸び伸びと演じられるように間合いを計っていたのが印象的でした。後輩との共演はこれまでにもありましたが、良い意味での”余裕”を感じられたことも一ファンとしてとても嬉しく感じました。

 

千穐楽のカテコで「またこの赤シャツで…」と口にし「言っちゃった!でも言っとけばなんとかなるやろ」と笑顔で語った桐山くん。大千穐楽満席の会場からの大きな拍手を聞き、客席を愛おしそうに見つめた目が全てを物語っていたように感じました。

 

「赤シャツ」は役者・桐山照史の代表作となる舞台になる、今後、役者としての桐山照史を語る際に「赤シャツ」という舞台なくしては語れない作品になったのではないかと思います。できることならば再びこのキャストで新たな「赤シャツ」を見てみたいなと思っています。

 

 

 

 

 

桐山照史主演舞台「赤シャツ」初日

観てきました。桐山照史くん主演舞台「赤シャツ」。

これから観劇される方の方が多いと思いますのでネタバレせずに感想のみお伝えしたいと思います。

まず申し上げたいのは
この舞台のチケットを持っていらっしゃる方はとても幸運だとお伝えしたい。

それほどまでに役者「桐山照史」の積み上げてきた経験と今後の可能性を強く感じる舞台だったと思います。

原作はご存知、夏目漱石の小説「坊ちゃん」。教師である坊ちゃんが松山に赴任した先の学校の教頭が「赤シャツ」なのです。舞台は「赤シャツ」を主人公にして展開します。

 

幕が開くとほどなく桐山くんが登場しますが

目線を含めた表情、首の傾げ方、歩き方、指先まで全てに自信が満ち溢れているように見えました。私は「ああ、もうすっかり完成したんだな」と感じました。

桐山くんが登場して数分で誰もが「赤シャツ」が今どんな地位でどんな性格で周りの人からどう思われているのか、が的確に伝わってきました。
物語はコメディの要素も含みながらテンポよく進行していきます。

桐山くんの出番は非常に多くほとんど出ずっぱりという印象です。

しかし動きにもセリフ回しにも一切の淀みがなく、時折アドリブ的な要素も

入りますがそれすら滑らかで余裕すら感じたくらいです。

初日から舞台が楽しくて仕方がない、芝居を楽しもうお客さんを楽しませようという想いがひしひしと伝わってくるようでした。

前作「泣くロミオと怒るジュリエット」がコロナの感染拡大を受け東京公演の途中で中止、大阪公演も全て中止になった悔しさをエネルギーに変えてこの舞台にぶつけてきたなと感じました。

非常に流ちょうに器用に「赤シャツ」を演じた桐山くんですが見どころはやはり二幕の後半~。「赤シャツ」が自ら選択した人生のある部分について、

肯定しながらも実はひとかけらの後悔が常に心の片隅にあったこと

自己肯定と否定が交錯する複雑な心情と悲哀。

今まで様々な舞台やドラマで培ってきた経験と積み重ねてきた努力が開花した瞬間をこの目で見た気がしました。

アマデウス」で見せた壊れそうな緊張感

「マリウス」でみせた気迫

「ロミジュリ」で演じた繊細な表情

これまでのどの舞台とも違う「強い可能性」を秘めて彼は舞台に立っていました。

2幕の最後まで心をグッと掴まれたままで幕が下ります。

カーテンコールの割れんばかりの拍手を、満員の客席を見つめながら、とても愛おしそうに聞いていた姿が印象的でした。

この「赤シャツ」という舞台はこれからの俳優桐山照史を語るとき

大きなターニングポイントとして、そして代表作として語られるに相応しい作品だと感じました。

舞台初出演となるSexy Zoneの松島くんも初日の緊張感に包まれながらも思い切ったお芝居が素晴らしかったです。

どうかこれから「赤シャツ」を観劇される方は今一度小説の「坊ちゃん」をさらってからご覧になるとなお分かりやすいかと。私的には坊ちゃんが憎たらしい存在になりました。

桐山くんが「赤シャツ」に出会えてよかった。

そして桐山くん演じる「赤シャツ」を見ることが出来て幸せでした。

チケットをお持ちの方はどうぞお楽しみに。

 

 

ジャニヲタライターが観た『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』感想文

どうも私です。

今回は滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』についての感想などをつらつらと。

ネタバレになる部分を多く含む可能性がありますのでご注意ください。

 

ライビュ―の戦いに敗れたのでせめてその前日に観たいと映画館へ。

購入時点で困難を極めたムビチケ(3,000円)でe席リザーブ。見やすい中程の列を選ぶことができました。

 

タッキーってほんま「こどもつかい」の世界観が好きなんやな。と思わせる冒頭。アリーナちゃん可愛い。

「ひらりと桜」

大画面で見ることの贅沢さよ。SnowManのダンスは一糸乱れぬシンクロ率というよりは揃えながらも個性はしっかり出すという方向性。そのことで個々の魅力が一層伝わりやすくなっているように思う。

「九剣士」

圧巻の一言ではあるが特記したいのは宮舘くんの殺陣。こんなにしなやかで美しい殺陣ができる人だったのかと驚いた。DVDとはまた違う迫力ある映像と距離間で彼の美しくも鋭い所作を堪能することができた。「ぬけまいる」で「この人めっちゃ時代劇向きの所作だな」とは思ていましたが殺陣のレベルがこれほどとは。

佐久間くんは二刀流なのですが柔軟性があるからか非常に軽やか。こちらも大変見ごたえがありました。

最後の阿部ちゃんで吐血しかけたことも記しておきましょう。

「変面」

イケメンのヘンメン。体格で誰か分るのはジャニヲタの性。岩本くんって立ち姿が凛々しい正しい美しい正義。

「Maybe」

若さ全開、全身全霊で踊るラウールくんと、大人の阿部くんと深澤くんのバランスが絶妙。そこに違和感を全く感じず。佐久間くんバージョンとはまた違った味わい。

「My Friend」

ゆり組は尊い。いやこんな陳腐な賞賛の言葉を並べるのはおこがましい。それくらい渡辺くんの伸びやかな美声と宮舘くんの流麗なパフォーマンス。前回より随分難易度を上げていたように思う。シンプルなだけに誤魔化しが利かない演目。ディナーショーで見たい(近くで見たい)。

組曲

SnowManを存分に感じられるこの映画の1つの軸となっている演目。迫力とスピード感、華やかさを凝縮したパフォーマンス。肺が破れないか心配になるぐらいのハードなダンスは見ているこちらも心拍数が上がる~!

「腹筋太鼓」

たぶんDVD勢の人が見たらここをアップで見たかったんだよという願いが叶うし、初めて「滝沢歌舞伎」を見たっていう人は驚きながらも最後に感動してもらえる演目。太鼓のリズムだけでなく、上半身の角度までピタリと揃っているのが素晴らしい。これだけ全員が全力だと誰か一人でも気合が抜けていると逆に目立ってしまうので、そういった意味では怖い演目ではある。

「Make it Hot」

カメラを囲むようにパフォーマンスする時のそれぞれのカメラアピールが本当に全員100点なのが凄い。余裕すら感じる1曲。

「Crazy F-R-E-S-H Beat!」

この楽曲個人的に大好きで。振付は超難度なのに軽やかに踊る9人が凄いしこういうグルーヴ感のある曲のパフォーマンスは本当に旨いグループだと思う。

「Black Gold」

ジャニーズっぽいワイルドアウトロー的な曲が好きな人には刺さる1曲。コンクリートと金網とイケメン。他には何もいらない何も足さない。シンプルイズベストイケメン。

「五右衛門ZERO」

この演目だけで滝沢くんがいかに岩本くんに全般の信頼を寄せているかがわかろうというもの。加えて「大向こう」の「岩本ッ」「宮舘ッ」「向井ッ」が力強くも歌舞伎メイクで誰が誰か分からないという人もさりげなくフォローする意味もある演出を取り入れたタッキーはさすがの優男。

「男と女の舞」

このシンプルなタイトルよ。でも佐久間くんの美しさはシンプルではなく奥深い。骨格が女性っぽいこともあり、着物姿が艶やか。肩の落とし方も素晴らしい。対して阿部ちゃんは背丈があるのでパッと目を引く艶やかさ。

鼠小僧次郎吉

目黒くんの圧倒的な演技力にご注目。セリフ回しと間合いが絶妙。前回よりなお更に凄味が増していて、成長をひしひしと感じます。成長にはその人を取り巻く環境と努力の積み重ねが大事なのだと痛感します。加えてお芝居に定評のある向井の安定感はもちろん、悪役でアップになるため歯のホワイトニングをストップした気合の入れようも必見。

おまるさんの可愛さはキュンとするし、金さん銀さんには癒されます。あべぞうとナベロウはグッズ出して欲しいほど可愛い。しかしながらここでも宮舘くんの殺陣の凄さに感動いたします。

 

まとめ

全編にストーリーの結末が舞い落ちる小判でうやむやになるあたりを筆頭に絶妙にトンチキがちりばめられていて、妙にホッとする感じ。

おしゃれな創作和食のコースをかしこまって食べに行ったら、

デザートに給食で食べた事のあるプリンの味がした的な(どういうこと?)

 

映画に3,000円?と思っているあなた。

滝沢歌舞伎って見てみたかったけど今までご縁が無くてという人には超おすすめ。

最近SnowManが気になってるというそこの奥様、沼へ真っ逆さま間違いなし。

観終わった感想は「次いつ観に来れるかな?」でございました。

3,000円でこの内容は超おすすめ。迫力ある美しい映像でイケメンをご堪能下さい。

IMPACTorsの皆さんも新くんはじめ大活躍です。

 

 

スポットライトの向こう側

どうも。私です。

新型コロナウイルスの影響で現場の中止が相次ぎ、辛いですよね。とまあこんな時なのでちょっと若いお嬢さんのおたく(とその親御さん)に伝えておきたい事をつらつと書いてみたいと思います。

この人すこ(好き)!と思って推しになると、ライブや舞台で実際の本人に会いたくなるのがおたくです。FCに入りライブツアーの発表に沸き、当落で狂喜乱舞する。どんなおたくでも経験する日常です。メンカラのアクセサリーや参戦服を選び、うちわを何度も作り直したりするのもまた楽しきものです。

ライブ当日はテンションMAXで会場入りし、夢のような時間を過ごします、楽しい時間はあっと言う間。仮に、Aちゃんが見たライブは昼の部だったとしましょう。同日の夜もライブがある。会場を後にしようとするあなたの耳に同年代くらいのファンの子の会話が聞こえてきます。「ね~2部までどこで時間潰す?」え?この人たち夜の部も入れるの?羨ましい…。どうして何回も入れる人がいるんだろう?とAちゃんが検索すると今まで知らなかった様々な情報も知ることができました。

Aちゃんは大事に貯金してあったお小遣いとお年玉を全部合わせればなんとかなりそうだと考えます。大好きなあの人にもう1回会うために。そうして普通のチケット代金の何倍ものお金を払って手にしたチケット。夢のような時間はまたあっという間に過ぎていきます。チケット代のために学校の友達と遊ぶ時間や勉強時間を削ってバイトを始め、お金はまたチケット代に消えていきます。

「もっと会いたい」

そうして何回か色々な会場に足を運ぶうち、大人の人がAちゃんに近づいてきます。「チケット持ってる?」。次の公演のチケットもあるよ、と教えてくれます。そして今後も行きたい公演があればチケット用意するから連絡先を教えるよ、とも。

1度味をしめたら、2回、3回、その次の公演も。たまたまいい席になってファンサをもらえたりしたら、次も、また次も。今回は干されたから絶対に次は…。

もうアリーナやスタンド前列でしか見たくない。

人間の欲ってそういうものです。

でも手持ちのお金はない。

「いいよいいよ、ツケにしといてあげる。払える時に払ってくれたら」

ここからが大人の本領発揮です。チケットの転売で得たお金以上の価値があるのが若いあなたの体です。返済に困りながらも次の現場にも行きたい。そう考えるAちゃんに「楽して稼げるバイトがあるから紹介しようか?」

最初は何やろ、パパ活ガールズバー

勢いにのってキャバクラ~デリヘル~AV

心も体もボロボロになってもまだ、若いあなたの体をお金に替えるビジネスはいくらでも存在します。

偶然インスタライブで見てしまったあるおたくの子の部屋。

ブランドのバッグと紙袋、洋服と下着、化粧品、生ゴミ、ペットボトルが散乱した修羅場のような状態。完全に精神を病んでいました。

昔むかしの現場でもこういうことって何度も目にしていて。

顔見知りだったちょっと大人っぽい綺麗な女の子。いつごろからかコンサートの席に拘るようになり、ファンサをしてもらえないとライブ中でも怒り狂う。どこの会場に行っても彼女は最前列にいました。しばらくすると夜の番協で彼女を見ることがなくなりましたが、週末のコンサートは必ず最前列に座っていて、いつも顔色が悪く、機嫌も悪そうでした。ある日、六本木で番協があり、終電近くになったので急いで友達数人と駅に向かっていると、彼女を見かけました。大人っぽいミニのワンピースを着て、当時の私たちからしたら、おじいちゃんくらいの男の人に抱きつきながら色んな色と匂いの混じった夜の街の奥深くへ消えていきました。しばらくして彼女はライブ会場にも姿を見せなくなりました。彼女と仲が良かった子に「あの子、実家にでも帰ったの?」と聞くと、困ったような顔で「あ~。あの子もう連絡とれなくなっちゃったんだよね」と答えました。

最初はみんなと同じくスポットライトに照らされてる美しい人たちを見ていただけのはずだったのに。

どうか本当に好きな人が出来て、一緒に暮らしたいと思って、その人の子どもを産みたいと思う将来のあなたを犠牲にしないで欲しいと思います。

どれだけ追っかけようがファンはファン。彼女にも奥さんにもなれません。若さを簡単にお金に替えないでほしいと心から思います。

 

ジャニヲタたしなみ手帖

どうも。私です。

中止中止延期延期中止で鬱々としますね。

心が折れますね。

仕事したくないですね。わかります。

現場がなくなって暇だわ。というJヲタの皆様に今一度、他のヲタさんとのお付き合いの際に気を付けておくといい、いつまでも良い関係でいられるヲタ付き合いのマナーについて少し書かせていただこうと思います。

しばしお付き合いのほど宜しくお願いします。

 

チケットを譲ってもらったら

当日であればキッチリの金額を用意し、封筒(片面が透明のものなら「コイツできるおたく!」の印象度アップ)に入れ、チケットと引き換えにお渡しします。その場でお互いに金額やチケットに間違いがないかチェック。QRであれば入場前に確認させてもらい、無事入場できたら手渡ししても良いでしょう。間違ってもくしゃくしゃのお札やかき集めた小銭ばかり、のようなことがないよう、前日までにしっかりと用意しておきましょうね。

紙チケのみ郵送で譲ってもらう場合

先振込みはトラブルの元。中身が一部見える封筒で発送してもらい「代金引換」


www.post.japanpost.jp

代金引換を使用すると手数料などいくらかかりますか? - 日本郵便

にて郵送してもらいます。これは郵便局が譲ってくれる人に代わって集金してくれるシステム。手数料は265円。この方法は送る方がゆうちょの口座を持っているととても便利です。くれぐれも詐欺には要注意。何かあったら迷わず警察に連絡を。

 

グッズの代行をお願いする場合

どうしても並べない、公演は外れたけど行けるお友達にグッズだけでも買ってもらいたい。という場合「どうせ行くんだからついででしょ?」と思っていませんか?「買ってきてもらう」というスタンスを忘れずに、できるだけ相手に負担のないようにしたいもの。事前にグッズの明細と代金をメールやlineなどで提示し、間違いのないようにしましょう。ポスターなど梱包の手間がかかったり、別に梱包材量を購入する必要がある場合にはそれも負担します。そしてこちらもできれば郵便局の代金引換を使うとスムーズです。

一番気を付けて欲しいことは「量」

相手も遠征の場合、あなたのグッズまで持ち歩くことになります。余談ですが私は某Gの日帰りの遠征(片道新幹線、在来と乗り換え4時間半)で4万円分のグッズを頼まれ、帰りも時間がギリギリで宅配も頼めず、手がちぎれそうになりながら、死ぬ思いで大きな袋に入った大量のグッズを持ち帰った経験があります(ありがとね!の一言だけだった事も忘れない)。後、私は貼らない派なのでポスターは購入しないことが多いのですが一度など遠い親戚のお子さん(会ったこともない)にポスター6枚を頼まれ、羽田のロビーで顔から火が出る思いをしながらカラフルなポスターの筒6本を抱え、手荷物で持ち帰った経験もありますw

ですので、かさ張る荷物の場合は「梱包代も負担するのでお手数ですが現地で梱包して着払いで送って」が一番良きかも知れませんね。手渡しで頂く場合は感謝の気持ちはもちろん、心ばかりのお礼の品とか並んで買ってもらった場合にはランチをご馳走するとか、何等かで感謝の気持ちを伝えておくと、先方も「またいつでも言ってね!」と快く思ってもらえると思います。

難しい値段のないモノ

銀テープやフライヤーなどのいわゆる「値段がないもの」についてはどうでしょう?よく知った間柄で常にあげたりもらったりしていて「お互い様」ルールが設定されているならOKですよね。そうでない場合「送料は数十円だしま、いっか」この「ま、いっか」を言うのはあくまで先方です。送ってもらうのはあなた一人とは限りませんよね。相手はあなたを含め、数十人に送っている可能性も。たとえ数十円でも積もり積もればということも心して。なので「送料を振り込みますので振込先を同封してください」と伝えておくと相手からも「なんて気の利くおたく!」と好印象をもたれることでしょう。

逆に送ってあげる方になった場合「数十円の送料を振り込んでとは言いにくい」と思ったら、品物と一緒に「お振込みの場合はこちら(口座番号)、切手で返送して頂く場合はこちら(住所)と書いたメモを同封しておきましょう。そうすれば相手方にもスマートに伝わります。

万が一「ええええええええ?送料いるの?セコッ!」という人がいたら(いるのかな)今後のお付き合いを考えるきっかけになるでしょうw

後はダビングしてもらったディスクなどもDVDなら100円、Blu-rayなら150円などディスク代金も決めておき、送料と一緒に振り込むとスマートです。毎週送ってもらう、などの場合はあらかじめお願いする時点で必要分のディスクと封筒、切手などを渡しておくという方法もあります。先方からそこまでしなくても~と仰っていただけたら、季節のお菓子や名産などを感謝の言葉と共にお送りする心遣いも「できるおたく」のたしなみですね。

譲ってもらったチケット、直前になって病気や急用で行けなくなったら

さて問題です。

この場合どうすると一番スマートでしょう

①紙チケなら急いでチケットを送り返し、相手に行く人を決めてもらう

②こちらで急いで譲り先を決め日本語

③まずは先方の友人知人などで行く人がいれば行ってもらう。こちらで譲り先を探してといわれたら探す。チケット代金は相談し必要なら自分で負担する

正解は③でしょうか。まず譲ってもらう人に説明しどうしたら良いか聞きます。先方で探してもらう場合にもことと次第によってはチケット代金を負担しなくてはならない可能性もあります。誰もいなかった、とういう場合でももちろんあなたが代金を負担します。

また悪しき思い出ですが、某Gのオーラス4枚を譲った方がライブ4日前になってお身内に不幸ができたから、とレタパでチケットを突然に送り返され、返金も要求されました。大困惑。その時はたまたま全滅していた友人がいたため無事に譲れセーフ!お身内の不幸はお気の毒ですが、事前に一言もなくいきなり4日前にチケットを返送して、金返せとは。もちろんご縁をすっぱり切らせていただきました。

会場での顔合わせ手土産に悩むおたく

ありますよね。はじめまして、久しぶりのご挨拶。手作りの凝ったグッズなど頂くと私など毎回ひれ伏してしまいそうになります。すみません。全部大事にしてます。ありがとうございます。お菓子は原稿を書きながら食べつくしてます。ごっつあんです。

で、「何を渡したらいいか?」「ダサいと思われるのでは…」(私は生活感あふれるごはんのお供などBBAチョイスで持参してしまいよく自滅します)とお悩みのあなた。ハンドメイドもできない。お菓子なんか絶対に焼けないし焼いてもマズイ、いや意識高い系のあの方にお菓子?お菓子でいいのか?など悩みは尽きません。そんな時お薦めなのがズバリ「メンカラなどの入浴剤」「フェイスマスクシート」「快足時間」「あったかアイマスク」などなどの消えもの&ノンカロリー系です。これならかさ張らないし、好き嫌いもあまりない、遠征先のホテルや自宅でも使えて、消費期限も長い。加えて年齢を選ばない。いかがでしょうか。(ドヤ!!!!ッハー!鼻息荒め)これらを透明のパッケージに入れ、マステで封をすればあら素敵、可愛い気の利いた手土産の完成です。値段も手ごろなのでもらった方も気が楽というものです。

 

さてみなさまのおたく付き合いはいかがでしょう。

良き人に巡り合え、そのご縁を紡いでいくことで楽しいオタ活をさらに実り多いものにすることができるでしょう。一日も早く現場がいつもの輝いた場所にドキドキする場所に戻れることを祈って。