ジュリエットからの手紙

ジャニヲタなライターの戯言です

何もしてない。本当に何も。と彼女は言った。

どうも。ご無沙汰しております私です。

本業に追われ、己のブログにまでなかなか及ばず。お元気でしょうか?

「ARASHI Anniversary Tour 5×20FILM Record of Memories」

がリリースされましたね。奇跡的にあの場に居合わすことができたことには感謝の気持ちしかありません。

映像を見ていてふと、暫くご無沙汰していた大野担のトモダチに連絡をとってみました。

私は久々の連絡を喜んでくれた彼女に何気なく「何してた?」と聞きました。

すると彼女はすぐに「何にもしてない。本当に何にも。」と答えました。続けて「過去のライブ映像を見返して、ドラマのDVDを見て、撮りためてたテレビ番組も全部見てしまって。もうね、本当に何もすることがなくなったの」と言うのです。

「他のグループのライブとかにも行ってない?テレビで気になる子いない?」と聞くと「いろいろ見てみたんだけど、結局ダメだったんだよね~」ととても落ち着いた声で話してくれました。

活動休止前はライブやオタ会と活動的だった彼女のこと、きっと時間と心を埋めてくれる人を探していたんだろうなと思いました。でも見つからなかった。グループが休止していても、ソロで活動していればなんらかのオタ活があるわけで。一切活動をしていない彼のファンでも、身近に連絡を取りやすい同担がいれば、まだ寂しさは少しは紛れているのでしょうか?私としても4人のソロ活動は喜ばしいことですし、楽しみに応援もしています。しかしふとした瞬間によぎるなんとも言えない感情もまた事実なのです。

今回「ARASHI Anniversary Tour 5×20FILM Record of Memories」の映像を見て「やっぱ嵐って実在したんだよな・・・」などと妙な感情も沸いてきました。嵐の圧倒的な存在感と神々しいまでのオーラは、やはり5人ならではのものなのだと思いました。

時々表舞台から離れた彼は今いったい何を思っているのだろうか?会場を埋め尽くした歓声や青い海のようなペンライト、ファンの笑顔やうちわなどの光景を思い出すことがあるのだろうか?と考えることがありますが、すぐに「何も考えてねえか」と自分の思考打ち消してしまいます。そして結局は、好きなだけ海を見たり釣りをしたり、絵を描いたりして元気にしていればいいな、カワイイお姉ちゃんも一緒だったら楽しそうだし、というところに落ち着いています。

この不毛な思考ループこそ、陰キャ大野担の私にとってのオタ活なのかもしれません。

松本の潤氏の粋なはからいによってFC限定にはそれぞれソロアングルが納められています。大野の智氏のソロバージョンは心なしか歌声も聞き取りやすく配慮されているような気がします(気のせいだったら妄想)。

久々に手にした新しいディスクで、やっぱり待つことを諦めきれないという思いは強くなりました。

待つことだって立派なオタ活である。