どうも、私です。
若干AWARDのネタバレを含みますので嫌な人はライブ後にお読みくださいませ。
フェスフェスフェス
フェスフェスうるせえw
少なからずこうお思いになっている古参のWEST.ファンの方がいらっしゃるのではないでしょうか。
2020年にリリースされたシングル「証拠」からWEST.は生粋のアイドルグループからボーカルグループ路線へ舵を切りました。
それから2022年には
「OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL」
「LOVE MUSIC FESTIVAL 2022」
2023年には
「OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL」
「SUMMER SONIC 2023」
今年は
「めざましテレビ30周年フェス in東京」
「METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2024」
に出演しまさにフェスづくし。フェスフェスw
個人的には暑いし席もないし何よりBBAだしでフェスには縁遠いのですが、まあ、ライブはCDの特典に付くし、何より本人たちの楽しそうな様子を見るに付け良かったなと思うと同時に、フェス参戦以後のライブの客層が大きく変わってきたように感じています。
まずカップルが増えた。めっちゃ増えた。
これはそれまで彼女だけでライブに行っていたファンがフェスならと彼氏と出かけ、ライブにも参戦している状況なのではと勝手に推測しています。
もうひとつは所謂ジャニオタ風ではない女性ファンも増えた。
スナ系じゃない普通にデニムとツアーTとかパンツにシャツ、のようなカジュアルな服装の若い女性が目立つようになった。
反対に激減したのが
ハイブランドのデカトートに多数のうちわ+ミニバッグに肩出しニットミニワンピ+厚底ブーツの所謂ガチ勢です。
大名行列の先頭で一目で「THE ジャニオタ」とわかる人たちです。
なんとなくここ数年のライブでファンの毛色が変わってきたなと体感していました。しかし気になることがひとつ。
ファンが増えたからとっても売上げが伸びたか?
え?増えてなくない?増えてなくなくない?なくなくなくなくない?
ファスでファンになり「1回ライブ行ってみたいからFC入った!」人たちのその後が気になりません?CDたライブディスクは購入してもらってるのか、グッズも全て購入していらっしゃるのだろうか。もちろんなかにはフェスからハマってCDやライブディスクを全て購入した方もX等で存じ上げてはいますが。
しかしながら「凪」の時間を経て彼らが選択した新しい方向性の一つがフェスでの新規開拓であったとするなら、ファンとして否定することなくついていこうと思ってます。
また「証拠」以降のメッセージ性の強い応援ソングに異を唱える方もいらっしゃることも存じています。
ただ私自身としては「証拠」以前のシングル曲もそこまで好きな曲がないのでむしろ今後色々なジャンルにチャレンジしてもらえるならそれはそれで良きかなと思っております。
ただ1つ今回のツアーで気になることがありました。
トイレタイムそこ?問題。
自然現象だし、どのタイミングでトイレに行くかは個人の自由です。それはわかってます。これまでだと、VTRやMC、コントのタイミングで席を立つ方が多かったように思うのですが、今回目に付いたのはあの「証拠」のタイミングでゾロゾロ席を立つ方が少なからずいらっしゃったのです。ライブ後半、会場全員で盛り上がるあのタイミングで
スン・・・とトイレに行けるのってなかなかじゃないっすか?
そしてその多くの皆さんの装いが「THE WOTAKU」なゆるふわ巻き髪にふんわりオフショルダーワンピ(またはニット+ミニスカ)+ミニバッグ+ヒールブーツ風の方々でした。
その行動がが表しているのが文頭の
フェスフェスうるせえwなのかなと。
音楽が好きでエンタメの世界にいる彼らにとってのフェス参戦は何物にも代えがたい光栄なステージなのでしょう。音楽好きが集まる所謂アウエー状態から、野外の広い会場を埋め尽くした大勢のオーディエンスを自分たちのヴルーヴ感に巻き込んでいく快感。止まらぬ野太い声の歓声。彼らが今まで味わったいたことのない空間です。
ここで手応えを感じたからこそ「証拠」以降の楽曲ラインナップなのだろうとは思っています。もちろんいつまでもキラキラアイドル路線だけでは個性もないし、年齢的にも厳しくなる日がすぐそこまで迫ってることも事実だし。
ああ複雑。
ただ先日、福岡のライブで重岡くんが「フェスに出て、音楽だけで頑張ってる人たちは凄いなと思うと同時に、ライブやテレビや芝居や雑誌などいろんな方向で笑いを取りに行ってる俺たちすごいな(意訳)と思った」と話しており、
私たちが思っている以上に彼らは冷静で、一方しか見えてないということはなく、常に様々な可能性を探ってくれているのではと安堵しました。
もしかしてWEST.のファンは今大きな入れ替わりの時期に入っているのかも知れません。新しいGがデビューしてそっちに降りようかなと思っている人もいるでしょう。それもまた新しいオタクの道ですよね。
ただ、今後ももし気が向いたらまたライブに来て盛り上がって、好きな曲があったらCDも買って彼らを応援してあげて欲しいなと強く思うなどしました。