ジュリエットからの手紙

ジャニヲタなライターの戯言です

オレンジの風はかく優しき

終わりましたね。ジャニーズWEST「WESTV」ツアー

横浜アリーナからスタートしたツアーも3月24日の札幌にて無事オーラスを迎えました。メンバーの皆さん、参加されたファンの皆様、お疲れさまでした。私事ですが今回のツアーの当落の際はこれまでにない落選っぷりでどうなることかと思いましたがフォロワーの皆様や友人のおかげでなんとか希望公演に参加することができました。ありがとうございます。

さて

ツアー中のレポで目立ったマナー違反の数々。正直私も何度か遭遇してしまいちょっと辛いなと感じた公演もありました。加えてSNSに流れてきた自担がうちわの文字を見てキレたというレポに心を痛めました。私は常日頃からジャニーズWESTのメンバーの中でも「KING OF プロアイドル」と称えて止まない桐山君がファンのうちわにキレるわけがないと思っております。例え不快なうちわがあろうと、笑顔でスルーできる人だと思っておりましたので後に本人がラジオで弁明するのを聞き「もうええのに。気にしぃやな」とすら思いましたが。

 

といいますのも、私ライブ中はほとんど桐山君ロックオンにて拝見しています(気持ち悪いのは自覚しています)。最初に入った会場からアリトロ、外周、スタトロと汗をぬぐう間も惜しんで細やかにファンサしている桐山君の姿を目にして「もうソコソコでええやんか」とすら思っておりました。歌いつつ、踊りつつ、次の進行を考えつつ、移動しながらチッカチカする蛍光色のうちわを見つけてはファンサ。まさに「ファンサマシーンKIRIYAMA」。それもこれもファンの人に少しでも喜んでもらおうという彼のサービス精神に他なりません。実際、桐山君にファンサしてもらった子たちが飛び跳ねたり崩れ落ちたりする様もしっかりと防振望遠鏡で見て「良かったね~」と思っていました。だってもしあれが生まれて初めてのファンサだったら彼女たちの一生の思い出になるわけですもんね。

ライブもオーラスを終えた頃に規定外看板うちわで辛い思いをしたという方のブログがTLに上がってまいりました。ブログのタイトルが衝撃的だったこともあり、多くの方が目にされたのではないかと思います。その流れで「規定外うちわに反応するなんて」という意見もたくさん拝見しました。ですが今一度考えてみてほしい。私たちがライブ会場で見ている景色と彼らが見ている景色の違いを。私たちが見やすいように当てられた照明で彼等は常に眩しい。トロッコであれ外周であれ花道であれほとんど移動しているので視界は常にパノラマのように変化している。薄暗い客席のうちわ(しかも自分に向けた)を探してなるべく多くの人の文字やマークを見て瞬時に応えなければならない。毎回1万人規模で。神業やんか。
よほど大きな規定外のうちわかもしくは本人たちが板付(ステージ上で移動しないMC等)なら判別もできようものなのですが…。視界に入って来たものにできるだけ応える
それはメンバー全員の優しさではないか(ピンポイントファンサをしない重岡君も自分のうちわはしっかり見ている印象)なと。そこを責めるべきじゃなく、改めていくのはこっちサイドの問題。相手完全に間違ってますよと。少しずつでも改善できたら良きですね。個人的には看板団扇より普通サイズであれ高々と掲げる方が罪深いと感じています。そうだ、ペンラも常には胸の高さまでね。

そんなこんなでツアー最終日に発売された「SODA」のインタビュー記事でまたひと悶着。「カッコいい曲はライブだけ」「カッコいい曲はタイアップがあったとき」等々。この記事を読んで担降り(ファンを辞める事)を決意した方もいたようで。記事が直接の原因でなくともこれまで積み重なっていたものがあってのという人もいたのかな。「いつかはカッコいいシングルで私の応援してる人たちはこんな素敵なグループだと多くの人に知ってもらいたい」と私も思ってました。はい。けれど彼等の目指す方向性が今はそうでないなら受け入れて応援していきたいなと思います。そう思えるだけの幸せを今回のツアーで感じることができたし、やはり彼等なら大丈夫と確信したからです。記事を読んでガッカリした人もいるかもしれない。けれど今一度彼らの本質に目を向けてもらえたら良きかなと思います。拙いブログではありますが「まあ、なんだかんだで好きやし」と思ってくれる人がいたら嬉しいです。