ジュリエットからの手紙

ジャニヲタなライターの戯言です

過渡期∞

そうなんですよ。
一番解ってたのはやっぱりエイト君たちでしたよ。

ドブ板仕事というほど仕事もなく
やっとデビューできたらレコード会社の屋上でのぼりを振らされる。
それからだって辛いこと悔しいこと悲しいこと
たくさんありすぎるほどあったグループが
関ジャニ∞でしょう。
そしてその背中ごしに松竹座の客席を見続けてきた
WEST君たち。

東京のデビュー組とJr.君達の先輩後輩とは
また違う
独特の関係がエイトとWESTにはあると思っています。
同じ釜の飯、的な。
単なる学校の先輩後輩というよりは
いつもつるんで
カッコイイとこもカッコ悪いとこも見せ合える関係。

エイトは昨年10周年ドームツアー、スタジアム公演も大成功し
関東ローカルも含めこの春
冠番組も2番組スタート。

エイト君たちの今最大の課題は
「嵐」との関係性でしょう。
超えることは正直難しい。
ならばできる限り近く。
より近く。
そのための過渡期が今。

メンバーとスタッフは
あらゆる可能性を探っている最中だと思います。

ジャニーズのアイドルである。
バンドである。
関西のお笑いセンス。
個々のスキル。

エイトらしさとは・・・??
嵐との決定的な違いを幾重にも重ねなければ
戦後最大級レベルの国民的アイドルグループとの距離は縮まらない。

例え大阪ローカルの1時間番組内であれど
その中でできる可能性を試す。

今回の「ジャニ勉」でのジャニーズWEST起用は
エイトの発案(TVぴあ)。
でも今回はただ単に
「後輩に活躍の場を与える」
だけではなく、もちろんその意味合いもあるのでしょうが
それに加え
「後輩と絡む兄貴」な一面をエイトの魅力としてファンにアピールする
狙いもあったことでしょう。

前のブログにも書きましたが
このWEST起用が発表された際に
快く思っていないエイターの方々が少なからずいらっしゃったようですが

エイトはより高みに登ろうとしているんですよ。

なぜなら彼らは
わちゃわちゃだけでは絶対に「嵐」に勝てないことを
いち早く悟ったのではないでしょうか。

嵐ハワイのメイキングで櫻井君も言っていました、
仲がいい仲がいい言われるのに辟易し、
一旦(わちゃわちゃ)もういいんじゃねえか、と思った、と。

※この時代に嵐のCDにメイキング画像が付いていない時期がありました。
15周年を迎え、それを超える何かを掴んだ嵐は
吹っ切れたかのように再びメイキング画像が付くようになりました。

15周年を迎え確実に嵐らしさを掴んだ嵐、
10周年で過渡期を迎える実質二番手のエイト。
これから数年の活動が彼らの今後に大きく影響してくるでしょう。

数ヶ月前の300回記念のジャニ勉で村上くん横山くんが
「スタジオのWESTさ~~んってなってるかもな、それキツイな」
といった発言があったこともあり過敏になられた方も
いらっしゃったかもしれません。
でも今現在のエイトとWESTではそんなことはありえません。
そしてきっとエイトもWESTも
本人たちは単純に楽しみでしょうがないでしょうし。


昔の思い出は貴重なものです。
エイトと重ねてきた思い出や見た景色は
その頃を知るファンの方だけのものです。
私のようなはんぱものエイターは
レポや記事、画像や動画は辿ることはできますが
その時、その場所に居た人にしかわからないニュアンスまでは知ることはできません。

後輩の足を引っ張らず手を引っ張ってあげられるようになったエイトを
エイターのはしくれとして誇らしく思いますし
WEST君たちにも将来そうあってほしいと思います。

番組が楽しみになりました。