ジュリエットからの手紙

ジャニヲタなライターの戯言です

ももクロ&ジャニ 不思議な関係

関ジャム、そして先日発表された剛くんの楽曲提供。少し前にも話題になった嵐とのコラボ。女性タレントとの絡みには細心の注意を払うジャニーズがことももクロちゃんに関しては驚くほど寛容。

 

寛容なのは事務所だけでなく、ドラマの主演ともなれば相手役にピリピリし、カタカタエンターで過去の恋愛遍歴を逐一チェックw前科(過去ジャニとの噂)でもあろうものなら大騒ぎ!舞台の相手役に決まった女優さんのアカウントも素早くフォローし、顔合わせ、稽古の後にまさか一緒にご飯になんて行ってねーだろうな?といつ何時でも監視の目を張り巡らせているヲタクもなぜかももクロちゃんには寛容です。

 

寛容というよりむしろ最近ではウエルカム(じゃない人はごめんなさい)

な雰囲気すらヲタク内に漂っているのはあながち気のせいではないでしょう。

嵐も好きだけどももクロちゃんも好き、とか、エイトとももクロちゃんのライブには家族で参戦!というファミリーヲタク層が増加しているという要因もありますが何より彼女たちからは一切ジャニヲタ臭がしない安心感からくるものではないでしょうか。

 

同じく女性アイドルのA〇B系列G内からはジャニヲタ臭がプンプン漂うのに対し、ももクロちゃんたちからは一切その気配すら感じることができません。かといって彼女たちがジャニタレをバカにしているとか毛嫌いしているという雰囲気でもなく、逆に芸能界を学校に例えるとすれば「すごい先輩」もしくは「超成績の良い同級生」的なスタンスで接してくれているように思います。

これはひとえに彼女たちの所属事務所のマネジメント能力の大きさによるものに他なりません。大きな敵には決して牙も向けない、ましてや色仕掛けなど言語道断。ジャニーズ帝国に君臨する彼らの後ろに控える何百万人という女性ファンを敵に回すことは大きな損失となること。反対に味方につければ大きな集客に繋がることをよく理解した上での戦略であろうかと思います。

むろん彼女たち全員がプロ意識の塊だというところも大きい。所属する事務所もバラバラな女性アイドルを集めた集合体Gではどうしても個人プレーによる抜け駆けもあるでしょうが、彼女たちは事務所も同じ。何より「ももクロ」というグループありきだと大事にする気持ちが強い。個人競技ではなくあくまで「ももクロ」という団体競技で試合に臨むスタンスは、クラスで例えると男子にも女子にも人気の体育会系の女子のような存在。女性アイドルやグラビア、女優に敏感なジャニヲタレーダーも彼女たちには警戒レベルを最大限に下げても良いという状況でしょう。たのきん以降アイドル市場を独占し続けてきたJ事務所ですがここ数年、某ガテン系ダンス系ユニットや、A〇Kグループ、Kポ、等の強力なライバルたちと戦っていかなばならない状況になりました。それにはお互いの領域侵すことなく、最も最大公約数の多いパートナーとして共存し合える存在がJとももクロちゃんなのではないでしょうか。今後の展開に注目です。