ジュリエットからの手紙

ジャニヲタなライターの戯言です

誰を恨んだとて~命短し恋せよおたく~

こんにちは私です。

ジャニのおたくになって30数年。実質そんなに長い期間おたくだったかといえば実は違います。田原俊彦さんが退所し、嵐がデビューするまでの期間、私はおたくから足を洗うことに成功し(笑)業界の中の人になりました。

ただ、田原俊彦さんのデビュー前から退所まで、自分の人生の一番楽しい時期、田原俊彦さんを応援することに膨大な時間とお金を遣いました。

中学~成人してからも、部活も恋愛も何なら高校の修学旅行にも行かず、上京してからもコンパもサークルも無縁の「熱心なファン」生活を送ってきました。

そんな生活に何の疑問も持たず、毎日のように田原俊彦さんを追っかけることが当たり前の生活「あれ?私って今日本人と話してないかも?」が普通だった日々はある日、本当に突然に終わりを告げました。田原俊彦ジャニーズ事務所を退所」

辞めてからはマスコミによるバッシングを毎日のように目にしました。今のようにSNSが発達していなかったので本人の本当の気持ちも私たちファンには残念ながら届きませんでした。ただ新しい事務所を設立すること、それに伴って新しいFCも発足することだけは知りえることができました。

私はあるディナーショーがきっかけ(お手数です。過去記事参照願います)でファンを降りました。

 

catsyukki.hatenablog.com

 そしてそれから同じようにファンを降りた(降りきれていたのか未だに怪しい)

おた友とJとマッチを恨む日々が始まったのです。

結婚するだけでなぜ辞めなければならなかったのか、ジャニーさんが一番可愛がっていたのは田原だったはず。メリーさん贔屓のダンスも芝居も田原の足元にも及ばない近藤だけがのうのうと事務所に残りやがって、残るっていうのも何かね?あれは才能かね?と嫌味を言い、アイドルAちゃんとの熱愛破局でも首にならなかったあいつがなぜ?と悶々とし…。

嵐のデビューでジャニオタに戻ってからもマッチが俺が事務所の長男!と発言するたびに苦々しい気持ちになり、東山君がマイケル好きをアピールすれば、それ誰から教わったんだと毒づき、華やかなカウコンで既にデビューしたGを引き連れたマッチが歌えばこれが田原だったらとんでもなくもっと華やかだったと僻み、ジャニワやショックも田原が残っていればもっと幅広いエンターティメントになったはずと語り…wジャニーズの歴史が紹介されるたびにまるっと存在を消して放送するTV番組を睨みつける日々。

ここしばらくの📎がついたSMAPファンの皆さんと同じだったような気がします。でも今になってやっとメジャーに戻りつつある田原俊彦さんを見て思うのは辞めたのは間違いなく本人の意思であって辞めさせられたわけではないということ。そして辞めたことを田原さん本人は決して後悔していないということ。今でもジャニーさん、メリーさんには感謝しているということです(本人談)。もちろん退所後、仕事が減ったのは不器用だった本人の性格によるものも大きかったでしょうし、事務所の力がそこまで大きくなかったことも理由の一つだと思います。そもそもジャニーズにいた頃の月9とかバラエティレギュラーとか映画主演などという華々しい仕事は「事務所がとってきた仕事」であって「田原個人に来た仕事」ではなかったということです。ジャニと共演NGだったのは(今でも)TV局の配慮であるのではと思います。けれど今の田原さんを見るにつけ、私と違ってJを辞めてからもずっと応援しているファンの人を見るにつけ私はなんと無駄な時間を過ごしてきたのかと悔やまれるのです。ジャニーズを退所しても田原俊彦さんを信じて応援し続けたファンの皆さんは、毒づいて恨んで僻んでいた私なんかよりずっと楽しく有意義なおたく時間を過ごせていたのです。もちろん他に担降りして幸せなおたく時間を過ごしていた皆さんもそうだと思います。決して知りえることができない事務所の事情や本人たちの事情を憶測したり想像したりしても、残念ながら真実にたどりつくことは難しいのではないでしょうか?もちろん今後本人たちが自分の言葉で真実を語ってくれる機会があるかも知れません。けれど今のように憶測しか飛び交わない現状の中、悲しさ辛さ口惜しさを会ったこともない事務所の幹部や後輩を口汚く罵ることでストレスを発散させて何が残るのかはなはだ疑問です。そして何より根拠のない誹謗中傷を続けることで彼等のイメージまでダーティーなものになってしまうのではないか?また膨大なお金と時間を費やして応援してきた自分たちの思い出まで汚すことになりはしないかと思う次第です。もちろん個人的な意見ですので読み捨ててもらって結構です。無駄な時間を猛烈に後悔しているおたくの戯言だとお笑いください。

人生は限りがあります。おたくとして好きなことをして行きたい現場に足を運ぶことができる時間にも限りがあります。どうか私を反面教師としていただき、限りあるおたく時間を楽しく有意義なものとして過ごすことができますように。