うちには高校生になる子供が2人います。
小学校低学年から嵐ファンだった娘を初めてコンサートに連れて行ったのは
中学1年でした。
コンサートとなると遠征しかない地方組ですので
子どもをコンサートに連れて行くなら中学生になってからと決めていました。
もちろん、小学生の娘は実際に嵐のライブに行くことが現実に起こりうることすら
想像だににておりませんでした(TVの中の人認識)ので
コンサートに行きたいとせがまれることもなかったのですが。
なぜ中学生からとしたのかにはいくつか理由がありまして。
自分自身がいわゆる追っかけの人だったため、
遠征には様々な過酷な状況が考えられたからです。
ある程度の我慢と、他人様に迷惑をかけないでいられるような年齢でないと
遠征は無理だと思ったからです。
①眠い、お腹がすいた、暑い、寒い、等若干の我慢ができること。
朝早い出発、グッズ列、コンサートの終演時間などを考えると
家で過ごすように3食決まった時間に、食べたいものを食べることも
難しいのが遠征です。今お腹が空いてなくても今のうちに食べちゃおう、とか
パンでいいよね?とか。
トイレ行きたくなけど今のうちに行っちゃおうとか。
眠くなっても少しは我慢できるとか。
年齢が小さいとこれらを我慢させることは親子ともに相当なストレスです。
もちろん長時間のグッズ列等にはある程度の体力も必要ですし。
②他人様に迷惑をかけない年齢である。
泣き出す、走り回るのは小さい子供なら仕方のないことです。
でもそれが許されない場所もあります。
聞き慣れた我が子の鳴き声も
他人様にとって耳障りな迷惑でしかないかも知れません。
③視覚、聴覚等、観劇に慣れ、マナーが守れる
急に真っ暗になったり、爆発音がしたり、
Jのライブには
刺激的な演出が盛りだくさん。
大人にはドキドキ、ワクワクの演出も子供には恐怖でしかない場合も。
子供向け映画や、幼児向けのコンサート、演劇鑑賞などで
徐々に慣らしていくといいかもしれません。
お芝居を見ているときはお口チャック、
前の席を蹴らない等、他人を不快にさせない、
マナーを守ることの大切さを理解できるようになればいいですね。
友人の実体験ですが
あるJのコンサートで京セラのビスタ席に入った時のこと。
お隣には幼稚園くらいのお子さんとお母さんがいらっしゃいました。
コンサートの冒頭、大きな爆発音の特効に驚いたお子さんが
終わるまで終始泣きっぱなしだったそうですが、
お母さんは途中退出するでもなく、最後までご覧になっていたそうです。
「正直泣きたいのはコッチの方だったわよ!」という友人を
心底気の毒に思ったものでした。
お母さんには
一旦廊下に出て、お子さんを落ち着かせてから見る
という心の余裕がなかったのでしょうね。
ちょっと残念なお話でした。
娘が幼稚園の時にお世話になった
すごく辛口でしたが愛情深く娘を見守ってくださった
恩師の先生から保護者に言われた言葉を思い出します。
「我が子を許せるのはあなたが親だからです」
確かにw